全国の子宝スポット
VOL.26 京都・上賀茂神社

一の鳥居からひろい境内をまっすぐ伸びる白砂の参道。

十二単衣の女人たちが行き来した時代からの往時の姿がそのままといわれる世界遺産上賀茂神社は
神代の時代からつづく京都で最も古い神社のひとつです。

上賀茂神社は正式には、賀茂別雷神社 (かもわけいかづちじんじゃ)。
下鴨神社と並んで賀茂氏の氏神としてのその歴史は古く、その後平安遷都とともに王城鎮護の神として、ずっと特別な存在だったのです。
京都で最も古い祭のひとつ葵祭が御所から下鴨神社を経て、上賀茂神社に至るのもそのためなのです。

この鳥居の内側に並ぶ美しい円錐形の砂の山は、立砂と呼ばれ祭神が降臨されたという本殿の奥にそびえる神山をあらわす、いわば神の依代です。

上賀茂神社には、数多くの摂社末社がありますが、その中で楼門のすぐそばに位置する片岡社は、正式には「片山御子神社」と呼ばれ、延喜式にも記されている古社。
上賀茂神社の祭神 加茂別雷大神の母神にあたり、下鴨神社の祭神でもある賀茂玉依姫命をお祀りしている神社なのです。

賀茂玉依姫命が鴨川で禊をされていた時、上流から流れてきた丹塗の矢を持ち帰られたところ懐妊され、お生まれになったのがこの上賀茂神社の祭神 賀茂別雷大神ということから、片岡社は女性のための神社として、かつては紫式部も足しげくお詣りしたとのお話しも伝えられるほど。

今も、縁結び、恋愛成就、子授け、安産、家内安全の神さまとしてお詣りの女性の姿がたえないのです。

片岡社の子宝のお守りは、小さくかわいいお守り。上賀茂神社の御神紋でもある葵の四柄がちりばめられ「宝来守」の文字と小さな丹塗の矢がそえられています。

御神紋である二葉葵の「葵」は、古くはあふひ「あう」は会う「ひ」とは、神様のチカラを示すコトバ。
二葉葵は神さまの大きなチカラに出逢える植物とされてきたのです。

賀茂別雷神社(上賀茂神社)
京都市北区上賀茂本山339番地